富福頂山寺。三芝貝殻廟などとも呼ばれる貝殻と珊瑚で作られたお寺。まるで龍宮城の中に入り込んだような美しさです。
全て貝殻で装飾されています。
済公様(済公活仏)が主神様として祀られているのも、このお寺の大きな特徴です。
済公様は日本で言えば一休和尚などと同様、仏教の戒律を守らず肉食、飲酒などもした人だけれど、実は羅漢様の生まれ代りと言われ、純粋に仏教を愛し、今では、強い神通力を持つ神様として知られます。戒律を守らない=常識に屈しない=破天荒なので、汚職や常識に囚われたものなどに立ち向かう神様でもあります。常識にとらわれ一歩を踏み出せない悩みなどについてお詣りするといいかもしれません。
この下に貝殻トンネルがあります。
トンネルの出口にワインの匂いがする壺のようなものがあり、この匂いをかぐことで数々のご利益があるそうです。なぜ、お寺でお酒?といのうは、済公様がお酒好きだったからということと深く繋がっているようです。
貝殻寺はお土産コーナーも充実
台湾さんぽプロデュースのバッジも販売しています!(2017/7/現在在庫切れです。)
編集部は、デートコースで有名な海照忠精(新北市石門洞風景區)に立寄ってもらいました。
地域的には石門となるので、金剛宮、海照忠精、貝殻宮をセットでタクシーでめぐるなどがお勧めです。